甘いものは、美味しいだけではなく幸せな気分にさせてくれます。
無性に甘いものが食べたくなることもありますよね?
それは実は、栄養不足なのかもしれません。
そこで、甘い物が食べたくなるときの身体や心の状態についてご紹介します。
甘いものが食べたくなるときの身体や心の状態とは?
①エネルギー不足
食事から摂取するエネルギー(カロリー)が不足している場合、体はエネルギー源として糖分を求めることがあります。
甘いものには糖分が多く含まれており、エネルギー補給にもなるのです。
②ミネラル不足
ミネラル(マグネシウムやクロム)の不足は、甘いものへの欲求を増加させることがあります。
これらのミネラルは、血糖調節に関与し、糖の代謝に影響を与えるためです。
③脳化学物質のバランス
栄養不足は、脳内の化学物質のバランスにも影響を与える可能性があります。
例えば、セロトニンは幸福感やリラックスに関与し、その制御にはトリプトファン(アミノ酸)が必要で、トリプトファン不足があると、甘いものを摂ることでセロトニンを増加する働きがあるのです。
④ストレス
栄養不足だけでなく、ストレス、不安、うつ症状などの心理的不安も甘いものへの欲求を高めます。
考えようとすると欲することも。
⑤生理によるホルモンバランスの変化
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、月経周期に応じて変動します。
エストロゲンの減少が、甘いものへの欲求や食欲の変化に影響を与えることもあるのです。
甘い物が我慢できないときの対処法
甘いものを我慢できないときはありますよね。
そんなときの対処法についてご紹介します。
①健康的な代替品を検討する
甘いものの代わりに、果物やヨーグルト、ナッツ、ダークチョコレート(カカオ含有率の高いもの)など、より健康的な選択肢を検討してみませんか。
②食事のバランスを考える
健康でバランスの取れた食事を摂ることで、血糖値が安定し、甘いものへの欲求が減少することがあります。
たんぱく質、繊維、健康的な脂質を含んだ食事を摂るようにしましょう。
③食前に水を摂る
食事前にコップ一杯の水を飲むことで、満腹感を高め、食べ物の摂り過ぎを防ぐ場合もあります。
④ストレス解消
ストレスは、甘いものへの欲求を高めることがあります。
リラクゼーションや深呼吸などを活用してストレスを軽減しましょう。
⑤トリック
甘いものへの欲求が強いとき、5分待つと精神的に欲求が収まることがあります。
甘いものが食べたくなったら、生活習慣を見直そう!
甘いものが食べたくなる時はありますよね。
そんな時は、栄養不足かもしれませんので、食生活を見直したりストレスをため込まないようにしましょう。
甘いものとうまく付き合って健康を見直してください。