ほうれい線は、しわの一種だと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
実は、種類や原因は異なるのです。
そこで、シワとほうれい線の違いについてご紹介します。
シワとほうれい線の違い
①シワとは
シワは、肌表面にできる緩やかな線のことを呼びます。
一般的に、シワは表情筋の限界や皮膚の柔軟性の軽減、紫外線の影響などによってできてしまうのです。
シワは、額、目尻、口周りなどの部位によく現れ、表情の動きが現れたり消えたりします。
シワは、年齢とともに増加し、特に表情を作ることが多いところにできてしまうのです。
シワは顔のさまざまな部分に現れることがあり、目の周りの笑顔ジワや額の横シワなどがあります。
②ほうれい線とは
ほうれい線は、鼻から口に伸びたるみやしわのことを指します。
ほうれい線は、皮膚のたるみや脂肪の移動によって起こることがあるのです。
主に笑顔を見せたときに、口元が下がったから「ほうれい線」と呼ばれています。
ほうれい線は、顔の輪郭の変化とともに年齢を感じさせてしまうことも。
シワができる原因
①老化
年齢とともに、肌の柔軟性が低下し、コラーゲンやエラスチンといった重要な組織が減少します。
このため、肌はしわやたるみができやすくなってしまうのです。
②表情筋
繰り返し同じ表情を作ったり、表情筋を使いすぎたりすることは、シワになりやすくなります。
特に、笑顔や眉を寄せる表情を作ると、顔の周りにシワができやすくなってしまうのです。
③紫外線
紫外線は、肌にダメージを与え、老化を引き起こしてしまいます。
これにより、肌の柔軟性が低下し、シワが増える可能性があるのです。
④喫煙
喫煙は肌の健康に悪影響を与えることがあり、コラーゲンの分解が促進されることがあります。
その結果、シワができやすくなってしまうのです。
⑤不健康な生活習慣
不規則な食事、不足する睡眠、運動不足、ストレスなど、不健康な生活習慣は肌の老化を促進してしまうことがあります。
ほうれい線ができる原因
①老化
ほうれい線は、年齢とともに肌の老化によって起こるものです。
肌の柔軟性が低下し、脂肪組織が減少することで、ほうれい線が現れる傾向があります。
30代から40代以降にほうれい線ができることが多いです。
②重力の影響
重力は顔の皮膚に影響を与え、顔の下部にある脂肪組織を下向きに引っ張ります。
これがほうれい線のできる理由の一つです。
③表情筋の使い方
顔の表情筋を使いすぎたり、同じ表情を繰り返し作ったりすることは、ほうれい線が現れやすくなります。
シワとほうれい線の違いを知って、ケアをしましょう。
シワは、肌表面にできる線やしわで、顔の様々な部分に現れます。
一方、ほうれい線は口元から鼻の視野に伸びたたるみによるもので、笑顔の時に特に目立つことがあるのです。
どちらも加齢に伴って現れてきますが、正しいスキンケアをして、シワもほうれい線も改善しましょう。
